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じろおむんど ー日本にてー 

ー 2002 ワールドカップ編 ー
国外の経験や行動だけが世界浪夢記"Giro o Mundo"の全てではありません。
日本にいても、いろいろあるんです。

今回は地元日本で開催された「ワールドカップ」での国際交流あれこれや観戦記などの特別編です。

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 フーリガンの片棒?
2002年5月21日 [ 新横浜 ] ★

2002、ワールドカップ開幕直前。
重太は野暮用で新横浜駅前へ行きました。

白人男性が地図を片手に何かを探しています。
「エクスキューズミー…。」(すみませんが…。)
その男性は重太に英語で話しかけて来ました。
どうやらワールドカップ決勝が行なわれる横浜国際競技場の場所を知りたい様です。

重太がアメリカ留学で鍛えたつもりの英語で簡単な道順を教えてあげました。
「サンクス ア ロット!」(どうもありがとう!)
一言お礼を言い、その男性は競技場を目指し歩き始めました。
「…ま、当然の行動かな。」
ホスト国民として、そして日本代表として、海外からのお客さんを丁寧にもてなし、重太は自己満足中です。

「どこから来たんですか?(英語で)」
重太は別れ際に聞いてみました。

「イングランド!」
「(…なにぃぃぃ!!!!)」
イングランドは重太が応援するアルゼンチンの因縁のライバルではありませんか!!
そんな国のサポーターに親切に道順を教えてしまうなんて!
重太、一生の不覚です!!

「…まてよ…。」
よく考えてみると、イングランドは1次リーグでは横浜国際競技場で試合をする予定はありません。
なのに、先程の男性は何故ここに来て、何を視察をしていたのでしょう?

「…もしや、フーリガンか?!」
ただ、自分の応援する国のライバル国だからと言うだけで、どんどん悪い方向へ物事を考えてしまいます。

「…仮にもし、彼がフーリガンだったら…?」
重太は彼の片棒をかついだ事になってしまうのでしょうか?
横浜でイングランドのフーリガンが暴れないのを祈るばかりです。

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 フーリガン騒動?
2002年6月1日 [ 田園調布 ] ★

いよいよ待ちに待ったワールドカップ2002が始まりました!
開幕戦、前回優勝国フランス対初出場セネガル。
「…うっひょぉぉお!!!」
誰も予想しなかった意外な結果にアンチフランス派の重太は大喜びです。

大会2日目。
中目黒のイタメシ屋でドイツvsサウジアラビア戦を見終え、家路につく東横線にてそれは起こりました。

「…どうしたんだ?」
田園調布にとまったまま電車がなかなか発車しません。
ドアから頭を出し、ホームをみてみると、なにやら外人さんと日本人のもめあっています。
押し合い引っ張りあいの喧嘩になっています。
やはり、フーリガンが来日していたのでしょうか?
駅員さんが何人も駆け寄り事態をおさめようとしていましたが、真相はわかりません。

小さい頃、東京で日本人が外国人ととっくみあう風景など到底想像出来ませんでした。
日本も随分物騒になったものです。

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 日本 vs ベルギー戦、競技場観戦レポート!
2002年6月4日 [ 新横浜 ] ★★★

2002年 6月 4日 火曜日。
いよいよ我が日本のワールドカップ、初戦となりました。
重太は自転車に乗り、『横浜国際競技場』を目指します!

◆何故、『さいたまスタジアム』じゃないの?
日本vsベルギー戦は『さいたまスタジアム』で行なわれます。

しかし、『横浜国際競技場』では巨大スクリーンを使った「パブリックビューイング」を実施してくれるのです!
どうせなら、ワールドカップ決勝の地のスクリーンで見た方がサッカーも面白みが増すというもの!
横浜市民ならこうやってワールドカップを楽しむべきでしょう!!!
(本当は、ただ観戦チケットが取れなかっただけ…。
 さらに、横浜国際競技場のスクリーンで試合を見るのは『タダ』!
 事前に整理券をもらっておく必要はありましたが…。)

◆日本代表のユニフォームを着て…
自転車に乗っていると、すれ違う人からジロジロ見られます…。
(なんだか、おのぼりさん気分で恥ずかしい…)

◆そのユニフォームがまた…
4年前、フランス大会を見に行くために買ったもの。
つまり型が古いのです。
(これまた、なんでだかちょっと恥ずかしい…)

でも、2002年モデルはフランスのと見分けがつなかいくらいオリジナリティーがないパっとしないデザイン。
『炎』マークがある98年モデルの方が他の国のユニフォームと違っていい感じ!
と思い込み、一人で納得。
(新しいのを買う気になれなかっただけ…)

◆一人でサッカー観戦…。
一緒に観戦予定の友達が土壇場で来れなくなってしまいました…。
急きょ、別の友達を誘いましたが、その友達も仕事が終わらず泣く泣くキャンセル…。
1日に2度も『ふられる』自己新記録をめでたく更新…。
それでも『サッカーを愛する熱意に変わりはない』と、一人で競技場へ。

まわりは友達とワイワイ楽しくサッカー観戦に来ている人ばかり。
海外を一人で旅している場合なら、大好きなサッカーを一人で見に行くのも仕方無し、と思いますが、 地元にいて一人で競技場にサッカーを見に行くのはちょっと寂しいものが…。

◆記念撮影
「ワールドカップを見に行った証拠写真」を競技場入口でバッチリ撮って来ました。
それも試合会場ではない『横浜国際競技場』で…。
それもたった一人で…。

◆かすかす荷物チェック
実際、その場で試合が行なわれないパブリックビューイングとはいえ、入場の際、荷物とボディチェックが行なわれます。
ペットボトルを持ち込むなと言いつつ、自己申告制というもの。
人間を信頼した、なんとも素晴らしいチェック…。
カバンの中もちょろっと見ただけで「はい、どうぞ!」
「…もっとしっかり調べてよ…!」
と中身を見せたくなるくらいカスカスな荷物チェックでした。

◆かすかすチケットチェック
「チケットには名前を書き、身分を証明できるものをお持ち下さい。」
とあらかじめ渡されていた開催要項に書かれていました。
しかし、実際入口では、チケットに本人が書いた名前があるかないかをチェックするだけ。
フーリガンでもテロリストでも『フィリップ・トルシエ』と書かれてあっても中へ入れてもらえそうでした。

◆がらすき横浜国際競技場
「既に整理券はなくなりました。」
と、パブリックビューイング開催側に電話で言われたのに、競技場は平日の夕方のためかガラガラ。
スタジアムなのに、席に寝ながら試合観戦が出来る素晴らしい空間がそこにはありました。
一人で競技場へ行き、まわりはさらに誰もいないスペース…。
遠く離れた席にはドンドコ太鼓を叩いているグループもいましたが、うるさいエリアには行きたくありません。
後でTVを見たら、2500円もお金を取る『国立競技場』の方が場所がいいのか、人がいっぱいでした。

◆きっちり警備員
フィールド場に観客が乱入しない様、警備員がキリっと姿勢を正し、観客席側をじっと監視しています。
南米やヨーロッパのサッカーならいざしらず、日本で、しかもスクリーンで見るサッカーに万全の警備体勢。
万が一芝を荒らされることのないようにとのことでしょうが、…御苦労さまです。

◆うるさいスピーカー
試合までの時間はスポンサーのTVコマーシャルやワールドカップ公式ソング(Let's Get Together Now)などが流れました。
一言、音量でかすぎ!
暇つぶし用に持って行った「ピクロス」(ゲームボーイ)を全然落ち着いて出来ませんでした…。

◆試合予想
巨大スクリーンではTVゲームを使った日本vsベルギー戦の試合予想が始まりました。
最近のサッカーゲームは見た目がリアルなので、本当に試合が始まったかと思った人も中にはいるはずです。(いない、いない)

ゴーーーーーーーーール!
後半(?)分、日本の(?)のゴールによって1点先制!
そのまま逃げきり、日本が貴重な勝ち点3を獲得しました。
この予想通りになってくれればいいのですが…。

◆こもる音
いよいよ本当に試合が始まりました!
TVの解説の声が場内で反響してか、よくわかりません。
さらに遠くから聞こえてくる太鼓の音もあり、何も聞き取れませんでした…。
家のTVでじっくり観戦した方がよかったかもしれません…。

◆意外に涼しい横浜
夜6時をまわり、日も沈むと結構すずしい横浜の夜。
半そでのユニフォームじゃ、ちょっと肌寒いじゃあーりませんか…。
点が入らない前半戦を見終えたら家に帰ろうかと思ったくらいです…。

◆わかりやすい時間表示
TV画面から時折消えてしまう時間表示。
競技場で試合を見ていると、競技場の時計が試合時間にあわせて進められているので、今、何分経過したのかがよくわかります。
(前半は動いていませんでしたが…)

◆うわ!
後半、ベルギーに先制されてしまいました…。
相手が守備的になられると、決定力不足の日本はこのまま負けてしまいそうです…。

が!

ゴーーーーーーーーール!
すぐ、鈴木のゴール追い付き、稲本のゴールで逆転までしてくれました!
こんなにうれしいことはありません!
場内は大歓声に包まれました!

◆決勝進出…
しかし、結果は2ー2の引き分け。
ワールドカップで初めての勝ち点を取り、喜ぶべきところなのでしょうが、釈然としません。
稲本による幻の3点目がゴールなら、ワールドカップ初勝利だったのに!
審判にゲームを潰されたような気がして腹立たしい夜でした。

涼しさに震えつつ、煮え切らない気持ちいっぱいに競技場を去りました。
「負けなかったから、決勝にいけるんでしょ?」
帰り道、どこかのおばちゃんがうれしそうに叫んでいました…。
そんな無邪気さがうらやましくもあり、腹立たしくもあります。

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 日本 vs ロシア戦、競技場 周辺レポート! (試合前1)
2002年6月9日 [ 新横浜 ] ★★★

◆決戦7時間前、スタジアム周辺情報
日本の6月の風物詩、梅雨など全く関係ないような青空。
運命の日本vsロシア戦の会場、新横浜周辺は真夏を思わせるいい天気です。

キックオフまであと7時間ある1:30ころ。
スタジアム周辺には早くも青いユニフォームに身を包んだ日本人サポーターが集まり始めていました。
(改めて、なんで日本のユニフォームは青が基調なんでしょう???)

スタジアム周辺で記念写真を撮っている人がたくさん見かけることが出来ます。

◆やっぱり見かけたチケット難民
「チケット、ゆずってください!」
4年前にフランスのトゥールーズで見かけたチケット難民は今回も多数存在します。
あらためてFIFAの無能ぶり、進歩のなさに腹が立ちます。

◆嵐の前の静けさ
晴天の日曜の午後なのに車の数がものすごく少ないです。
周辺道路はすでに交通規制がされているからなのでしょうが、こんな新横浜周辺を見た事がありません!
交差点ごとに警官や警備の人がいて、何ごともおこらないようにと市民を見守っていてくれています。
いつもそうやって罪無き市民を守っていて欲しいものです。

普段とは明らかに違う新横浜周辺の雰囲気。
「…本当に横浜にワールドカップが今日くるんだぁ!」
そんな気になってきました!!

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 日本 vs ロシア戦、競技場 周辺レポート! (試合前2)
2002年6月9日 [ 新横浜 ] ★★★

◆横浜にワールドカップがやって来た!
夕方6:00。
ベルギー戦観戦時同様、自宅から自転車で10分ほどで横浜国際競技場へ到着。

「…うわあぁ…!」
すごい人です!
フランスのトゥールーズでワールドカップを体験した時と同様か、それ以上の熱気が新横浜駅周辺に漂っています。
確実に日本に、地元横浜にワールドカップはやって来ました!!

◆すごいサポーターの数
青い人の波が駅から競技場へむけ、ずぅーーーーっと続いています!
日本代表のユニフォームを着ている人の数は4年前の比じゃありません!
さすが地元開催!!

「7 NAKATA(中田)」
「18 ONO(小野)」
「5 INAMOTO(稲本)」
「10 NAKAYAMA(中山)」と書かれた背番号が目立ちます。

今回、代表として召集されていませんが、
「11 KAZU(カズ)」
「10 NAKAMURA(中村)」という人も時折り見かけました。

「8 UCHIYAMA」、「3 MIHO」という個性溢れるユニフォームを着ている人もいました。
背中で名のってくれていますが、『誰、お前?』と聞きたくなります。

◆すごい警官の数
駅周辺に警官…。
4つ角ごとに警官…。
道路の入口に警官…。
10mおきに警官…。
それにしても警官、警備の数の多さには驚かされます。
たしかにこれだけ警官がたくさんいれば、フーリガンも恐く無い、という気分になります。
それ以上にちょっとしたことで自分がしょっぴかれないか、びびってしまいます。

◆TVカメラもたくさん
新横浜駅から国際競技場への道の所々にTVカメラが構えています。
スペイン語でベラベラ会場周辺のレポートをしているおじさんもいました。
もちろん日本のTV局のカメラも盛り上がりまくっているサポーターをとらえていました。

◆やっぱり多いチケット難民
「チケットを売って下さい。We need tickets.」
段ボールやスケッチブックを掲げている人はやはり多く見かけられます。
2日前の電話による最終チケット販売は20分ほどで完売した、と報道されていました。
しかし、この場で最後の望みにかける人がまだまだたくさんいることに驚かされます。

◆トロフィー効果
見た目は本物そっくりのワールドカップ(トロフィー)のプラスチックのレプリカを持っていると、たくさんの人がよって来ます。
4年前、フランス大会時にはこのトロフィーのおかげでTVに映る事ができましたが、今回はTVカメラは寄って来ませんでした。

「おぉ、優勝トロフィーだ!」
「それ、どこで買ったんですか?」
それでも、一般の人からの関心は高く、色々な人と話すきっかけになります。
アイルランド人の男性からもどこでトロフィーをかえるのか、聞かれました。
(5年前、韓国の露店で知り合いがかったおみやげです。)

「写真をとってもいいですか?」
トロフィーを掲げてると、何人か写真を撮りに来る人もいます。

このトロフィー、注目度満点のおもちゃです。
自分は何もえらくないのに、持っているだけで有名人気分を味わえます。

◆日本の文化、プレゼント中!
外人さんを見つけ、折り紙で作った鶴をあげている青年たちがいました。
なんとも微笑ましい国際交流です。
いいですね、こーゆーのも!

◆記念撮影
「ワールドカップを見に行った証拠写真」を競技場近くでバッチリ撮ってきました。
これを友達に見せれば、「お前、あの試合見に行ったの? いいなぁ!」とうらやましがられる事、間違いなしです!

◆どこまで近付ける?
しかし、今回重太は残念ながら観戦チケットを『持っていません』。
つまり中に入って生のサッカーを観戦できないのです…。
ここ横浜国際競技場には、ワールドカップの雰囲気を味わいに来ただけなのです…!

せっかくですので、どこまでスタジアムの近くに近付けるか、チャレンジしてみました。
万が一、もしかしたら空席がまだあって、中に入れるかもしれません。

チケットをチェックする第1ゲート。


 通過!!!


はさすがに出来そうもなく、ビビッてその2m手前で折り返してきました…。

急いで自転車で家にもどり、TVで試合観戦に備えます!

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 日本 vs ロシア戦、競技場 周辺レポート! (試合後)
2002年6月9日 [ 新横浜 ] ★★★

◆日本、ワールドカップ 初勝利!!!!
「うおおぉぉぉ………!!!!!」
日本、ワールドカップ初勝利です!
それも、わけのわからないサッカー後進国でなく、ロシア相手に!

これで、やっと我が日本も国際社会の仲間入りを果たした感じがします!
イタリア、ブラジル、アルゼンチン、アメリカそして韓国の友達にやっと肩を並べた気分です!!!

◆めざせ! 国際競技場!
家でTV観戦を終え、車で横浜国際競技場を再び目指します!

バイクで二人乗りをしているお兄さんたちと信号待ちで隣になりました。
「ニッポン! ニッポン! ニッポン!!」
「ニッポン! ニッポン! ニッポン!!!」
目があい、お互い騒ぎまくりです!

◆タクシーの行列
「…すげぇ!」
新横浜駅からつながっていると思われるタクシーの赤いテールランプがはるか1kmくらい先までつながっていました。
こんな長い行列、ここ新横浜付近に住み続けて27年、見た事がありません!

◆意外にクールな観客たち
ものすごい数のサポーターたちが新横浜駅に向かって歩道を埋め尽くしています。
人、人、人…。
はるか向こうまで人の行列。
こんな大勢の青い人間を1度に見るのは初めてかも知れません!

皆、普通に歩いているだけです。
踊り狂うもの、歌い叫ぶものなど殆ど見受けられません。
その行列は意外におとなしいものでした。

◆起爆剤になる!
国際競技場周辺の道路は車輌規制がなされ、渋滞気味です。
進まない車の横には駅にむかう静かーなサポーターの行列がありました。

「ニッポン! ニッポン! ニッポン!!!」
そう叫びながら、車の窓からワールドカップのトロフィー(=レプリカ)を掲げました。
「ニッポン! ニッポン! ニッポン!!」
すると黙りこくっていた歩道のサポーターたちも一斉に大声で騒ぎ始めました!
スタンドで勝利の感動を味わい興奮さめやらぬサポーターの中へ飛び込もうとしたのですが、 逆にこちらの方が試合帰りのサポーターを盛り上げてしまう始末です。

車は少しずつ動き出します。
「ニッポン! ニッポン!  ニッポン!  ニッポン  ニッポン…  ニッポン…」
まわりにはおまわりさんがいっぱいいて、こんな状態じゃつかまりかねません。
勝利に興奮して家から飛び出して来てしまいましたが、よく考えたら、軽くお酒をたしなんでいましたし…。

面倒はご免なので、トロフィーはおとなしく車の中へしまい、車を走らせました…。

◆クラクションでお祝い!
プッ プッ プ プ プーーー!
渋滞になると、どの車も勝利の感動をリズムよくクラクションをならし表していました。
こんなに楽しい渋滞は初めてです。

◆やはりクールな観客たち
車から見る限り、道行く人たちに大騒ぎしている人はあまり見受けられません。
大通りには警官がたくさんいるからでしょうか?
これがイタリアやスペインなどのヨーロッパ、ブラジルやアルゼンチンなどの南米だったらもっともっと大騒ぎするはずです。
日本人が静かなのは、代表チームの勝利を大騒ぎして喜ぶことに慣れていないためでしょうか?
ただの国民性でしょうか?
大多数のサポーターたちは静かぁーに駅に向かって歩き続けています。

◆一体化する国民
「ニッポン! ニッポン! ニッポン!!」
そんな中、時折り大声でニッポン!を連呼している一団もいました。
「ニッポン! ニッポン! ニッポン!!!」
負けじとこちらも大声で連呼します。
まったく見ず知らずのすれ違う人たちとそれが合い言葉の様に大声で合唱し合います。

「ニッポン! ニッポン! ニッポン!!!」
妙な一体感がそこにはありました。
ただ日本人という事以外、共通点は何もないかもしれません。
でも、それでいいんです!
こうしてワールドカップは盛り上がるものなのでしょう!
沸き上がる感情、盛り上がる感動を味わう事ができました!

日本人として生まれて約30年、日本人である事を日本でこんなに自覚じた事はありません!
これぞ、ワールドカップ! という感じがします!!!

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 小さな国際交流
2002年6月13日 [ 新横浜 ] ★

2002年6月13日、朝。
野暮用で新横浜へ行くと、エクアドルのサポーターをちらほら見かけました。

「…あ、そうか!」
今日は横浜国際総合競技場でワールドカップ1次リーグ、エクアドル vs クロアチア戦が行なわれるのです。
日本戦以外は地元の競技場でおこなわれる試合にどうも無頓着です。

「これ、南米でもつかえるかな?」
電器屋でニンテンドー、ゲームキューブが南米で使えるか相談しているエクアドル人がいました。
「…それ、日本国内専用ですよ。」
なんちゃってスペイン語で教えてあげました。
「あ、そうなんだ…。ありがとう。」
残念そうにその男性は言いました。
スペイン語を日本で話す事なんて、普段の生活ではありえません!

ワールドカップが日本にくる、ということは、こんな小さな国際交流が自分の町で起こるということなのです。
ワールドカップが広めてくれる世界の輪。
こんな小さな事で、なんだかちょっとうれしくなってしまいました。

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 エクアドル vs クロアチア戦 観戦レポート
2002年6月13日 [ 新横浜 ] ★

◆突然の決定
「今晩、空いてる?」
突然、大学時代の親友から電話がありました。
なんでも、ワールドカップ、エクアドル vs クロアチア戦の観戦チケットが1枚余っている、というのです!

「空いてる、もちろん、空いてるよ!」
チケット予約に電話をかけても全然つながりません。
せっかく地元にある横浜国際総合競技場にワールドカップが来るのに試合を見れそうもない…。
そう諦めていたところ、ふって沸いたこの話し。
逃す手はありません!

◆観戦チケット
「初めて見るよ!」
空席があったり、その空席をうめるための電話予約が全然つながらず、問題の多い今回のワールドカップのチケット。
その原物を見、手にすることができるなんて!
こんな些細な事になんだかちょっと感激です。

もちろん、チケットには本人の名前など全く印字されていません。
大会前は入場の際に身分証名が必要とかなんとか騒いでいましたが、あれは一体なんだったのでしょう?

◆外人露店
新横浜駅から競技場への道のりには、外人さんによる「ユニフォーム売り」や「国旗売り」、頭にかぶる「応援グッズ売り」が出ていました。
あんなに大っぴらに商売していいんでしょうか?

◆何の試合?
日本代表のユニフォームを着ている人をちらほら見かけます。
さらにはパルマのナカタやイングランドのベッカム、イタリアのトッティのユニフォームを着ている人もいました。
「なんで?」
今晩の試合はエクアドル vs クロアチア戦のはずですが…。

ブラジルやアルゼンチンでサッカーを見て来ましたが、こんな珍事態は見た事がありません。
観戦の時、なんでもいいからユニフォームを着ればいい、というものでもないでしょう。
これが今日試合をする国の因縁の国や宿敵のユニフォームだったらただ事ではありません。
「日本ならではの平和な光景だな…。」
試合背景など気にもしないところは日本では構いませんが、外国では気をつけた方が良さそうです。

◆かすかすチェック
チケットを見せ、荷物&ボディチェックを済ませます。
さほどチェックも厳しく無く、あっという間に競技場敷地内に入れました。

大会前は身分証名書が必要と言われていましたが、そんなこと全く関係ありませんでした。

「いってらっしゃい!」
チケットを切る人にそう言われ、なんだか試合観戦モードが一気に盛り上がりました。

◆ワールドカップの雰囲気
球場内に入り、ピッチが見えます。
「うわぁぁー…!」
照らされる照明。
スポンサーの看板。
あふれるカメラマン。
パブリックビューイングで来る横浜国際競技場と雰囲気が全然違います。

エクアドルやクロアチアのサポーターも多く、熱気が伝わって来ます。
そんな海外からのサポーターと一緒に写真を撮る日本人サポーター。
たのしそうな国際交流、いいもんです!!

地元開催のワールドカップを見に来れて、良かったです!!

◆少年サッカー
ピッチ上ではコートを半分にして、少年たちがサッカーの試合をしています。
ワールドカップの芝でサッカーをできるのなんて…。
うらやましい限りです。

◆ビール販売ルール
1人、1回、1杯まで。
試合開始90分前からハーフタイムまで販売。


そんなビール販売ルールが提示されていました。

「ビール4杯! って言ったら、すぐ売ってくれたぞ!」
…なんのためのルールなんでしょうか?

◆ゴール裏の席
チケットはカテゴリー3、座席はゴール裏でした。
TVではいつも横からの映像なので、ここは試合会場ならではの座席です。
ゴールキーパーの気分で試合を楽しめます。

陸上用のトラックがあるため、ピッチまでの距離が遠いのが難点なこの競技場。
双眼鏡を持っていったため、選手の顔など近くに見えます。 双眼鏡は必需品です!

さらにゴール裏の席は、
 ●奥行き感がわからない = オフサイドが全然わからない
 ●手前のゴールラインが広告の看板に隠れ見えない
 ●ゴールすぐ後ろのクレーンカメラが邪魔
などの難点もありました。

◆クロアチアサポーター
すぐ横にはクロアチアのサポーターであふれかえっています。
試合開始前にバカでかいクロアチアの旗が前方から人伝いにゆっくりと近付いて来ました。
ギリギリ届かない…。
さわりたかったのですが、触れず終いでした…。

◆メンバー表
会場では全員の選手名がわかる紙が配られていました。
なかなかいいアイデアですが、そのチームのことを知らない人にプラスアルファの説明があるともっと良いのでは?
(ポジション説明とか、注目選手とか、今大会○得点とか、△年欧州最優秀選手とか、◇◇所属とか…)

◆フラッシュの嵐
いよいよ試合が始まりました!
キックオフの際、スタンドの至る所からフラッシュがたかれます。
そのまばゆさは想像以上、なかなか綺麗な試合開始のワンシーンです。

◆邪魔な人々
通路にたって観戦している人がいます。
頭にでかい帽子をかぶって観戦している人がいます。
ピッチが見えにくくなり、ものすごく邪魔でした。
警備員さんにいって、注意してもらっちゃいました。

◆エクアドルおやじ<1>
太鼓をかかえ、フエをもったエクアドルサポーターのおやじさん。
小太りでランニングシャツの姿は裸の大将をおもわせる出で立ちでした。

酔っぱらっているのか、やけに上機嫌。
一人で歩いて来ては、クロアチアサポーターの前でフエを吹いて挑発していました。
なんて勇気のある人なんでしょう…。

◆メキシコ−、メキシコ−!
「メキシコ−、メキシコ−!」
クロアチアサポーターが突然大声でメキシコを連呼し始めました。
同時に行なわれている他会場で、どうやらメキシコが1点先制したようです。
決勝トーナメントへ行きたいクロアチアにとっては朗報です。

◆ぬるい試合展開…
前半は特にもりあがることもなく、0ー0でハーフタイムに。
勝ち点などを考えると、クロアチアがもっともっとせめなくてはならないのでは?

◆ゴール!
ゴーーーーーーーーーール!!
後半開始早々、なんとエクアドルが先制ゴールを決めました!
ちょっと意外な展開です。

◆エクアドルおやじ<2>
さきほどのエクアドルおやじが今度はエクアドルの国旗をふりながらクロアチアサポーターの前にやって来ました。
1点勝ち越し、上機嫌なのでしょうが、ものすごい挑発の仕方です。
なんて勇気のある人なんでしょう…。
さすがにこの危険な事態を察知した警備員によってエクアドルおやじは席へ連れ戻されていきました。

◆試合終了
そのまま対して大きな局面もないまま、試合は1ー0でエクアドルが勝利しました。

自国開催、地元開催の試合を見れた事は嬉しいのですが、ぬるい試合内容に満足感はあまり味わえませんでした。

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 日本 vs チュニジア戦、競技場観戦レポート!
2002年6月14日 [ 新横浜 ] ★★★

◆運命の1戦
勝てば文句無し。
引き分けてもオーケー!
負けても1点差なら決勝トーナメントに進めてしまう日本代表。
予選突破と言う開催国の義務を果たすべく、最終戦に臨みます!

ま、よっぽどの間違いが起きない限り、決勝トーナメント進出は間違い無いでしょう!
(でも、今大会はアルゼンチン、フランスなど、波乱がよく起こっている…)

◆やはり横浜国際競技場へ!
事前に整理券をもらっていたので、今回もやはり横浜国際競技場へ向かいます。
パブリックビューイング(巨大スクリーン)で試合を観戦するためです!
これで、日本が行なう予選の試合をすべて横浜国際競技場へ見にいくことになりました!
(もっとも
実際にここ横浜で試合が行なわれた2戦目はまわりで騒いで来ただけですが…。)

◆一日一善
今日は友達数人と一緒に競技場で試合観戦です。
ベルギー戦の時の様に一人で寂しいことなどありません!

「チケット余っていませんか?」
入口でチケットを求めさまよっている若者一団に遭遇しました。
「ありがとうございます! ありがとうございます!」
余っていた1枚のチケットをあげると、必要以上にお礼を言われてしまいました。
やはり誰もが競技場内で多いに盛り上がり日本代表を応援したいのです!

試合前に一ついい事をした気分です。
「1000円くらいで売れば良かった!」
なんて思ったのはその数分後です。(元ではただなのに…。)

◆それなりの入場者
平日の午後3時だというのに、結構人が集まっています。
開放されたエリア席はそれなりに埋まっていました。

しかし、今回はフィールドに近い最前列とその一つ後ろの席は入れないようになっています。
日本が勝利したロシア戦後、日本人サポーター(フーリガン予備軍)が大暴れしたため、パブリックビューイングを中止した自治体もいくつかある様です。
そうならないための予防策、ということでしょうか?

◆青い一団
老若男女、『青いユニフォーム』を来た人がスタンドを埋め尽くしています。
adidasほか、ユニフォームや青いTシャツを作っているメーカーはもう売れ過ぎちゃってて困ってしまうのでは無いでしょうか?

中には裸に青いペイントをしている男性もいました。
背中には『GON 10』と書かれています。
なかなかインパクトのあるユニフォームでした。

◆あれ、セルジオ越後?
小太りで白髪まじりのおじさま。
通路にセルジオ越後がいました。
しかし、その人は大きなカメラの三脚を肩に抱え、運び始めました。
良く見たら、なんとなく似た他人でした。

◆第3の ナ カ タ
「みなさん、こんにちはー!」
スクリーン上にどこかで見た事ある男性が登場しました。
「横浜市長じゃん!」
市長からパブリックビューイングの際の注意が話されました。

「ナカータヒロシ!! ナカータヒロシ!!」
選手を応援するかの様に中田市長への大きな声援が送られました。
この声援、市長はたまらなくうれしかったことでしょう!

◆やはり注目される、W杯トロフィー
いつものプラスチック製のワールドカップトロフィーを持っていると、TVカメラやカメラマンがよってきます。
TVデビュー、新聞掲載を果たしてしまうのでしょうか?

◆いよいよ試合開始!
君が代が歌われ、いよいよ運命の1戦がはじまりました!
みな、大阪で戦う日本代表に届くくらい大きな声で応援を続けます。

◆癒し系?
「キャー−ー!! いなもとーーー!」
画面に稲本が大映しされると、後ろの女子高生(?)が大騒ぎし始めました。
「稲本って癒し系だよねー!」
「ねー!」
……どうやらそうらしいです。
たしかに彼は童顔で可愛い顔をしてますが…。

◆キャー−ー!
前半開始早々、日本が攻め込まれました。
チュニジアの選手によって縦に長ーーいボールが蹴り込まれます。
「キャー−ー!」
一列前のおばさま方が悲鳴をあげています。
(…もんのすごくオフサイドじゃン…)
判定はもちろんオフサイド。
今のシーンは安心して見ていられるところですよ、おばさま。

でも、ルールを知らない方がスリリングにゲームを楽しめるのかも、とか思っちゃいました。

サッカーを知ってる人。
サッカーを全く知らない人。
特定のプレーヤーのファン。
大声で叫び、歌い続ける人。
色々な人と一緒にサッカーを見るのも一興かもしれません。

◆よし!
ゴーーーーーーーーーール!!
後半開始早々の森島のゴール!
続いてナカタのゴール!!
日本は着実に決勝トーナメントへ一歩ずつ近付いていました。

後半30分が経過。
ちょっと早いですが、もう審判にフエを吹いてもらっても構いませんでした。

◆突破!
ピッピッピーーー!
ロスタイム2分が経過し、日本は見事2ー0でチュニジア戦に勝利。
2勝1分けの好成績で決勝トーナメントに進出決定です!

あのアルゼンチンが、前回優勝のフランスが早々と敗退してしまった今回のワールドカップ。
開催国の日本が予選突破は嬉しい限りです!!

◆号外!!
「やったぁー!!」
興奮覚めやらぬまま、競技場を後にします。
新横浜への道のりで号外が配られていました。
広告にかぶさっている文字が号外らしくていい感じです。

◆ジャパニーズ・フーリガン?!
「あれ、ワールドカップじゃ無い?」
「どこで買ったんだろう?」
例のプラスチックのワールドカップ(模造品)はここでも注目度満点です。

「うわああああーーー!」
友達がワールドカップを掲げて歩いていたら、興奮した日本人サポーターに囲まれてしまいました。
暴徒と化した連中がカップに触わろうと大勢近寄って来ます。
「急いで下さい。急いで。」
現場に多数配備されていたガーディアン・エンジェル(ボランティアの治安維持隊)がすぐに駆けつけ、守ってくれました。

「ガーディアン・エンジェルを初めて見たよ。」
友達がつぶやきます。
「ガーディアン・エンジェルに助けられてる人を初めて見たよ。」

今や恐れるべきは、イングランドからのフーリガンでなく、羽目をはずしたジャパニーズ・フーリガンかもしれません。

サッカーがようやく世界レベルに達して来た日本。
別にサポーターは世界の悪い手本をマネしなくてもいいと思います。

in Japan

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 決勝戦、競技場 周辺レポート!
2002年6月30日 [ 新横浜 ] ★★★★

◆予報は大雨
ワールドカップ決勝戦が行なわれる6月30日の天気予報は大雨。
でも、なんとかくもりで済みそうな雰囲気です。

梅雨時のワールドカップということで、大会前に大雨の試合が心配されました。
しかし、とりあえず天気に関しては、大きな問題はなく大会を終われそうです。
チケット空席や審判の誤審問題などいろいろありましたが…。

◆いよいよ最終戦
決勝カードは南米の「ブラジル」対ヨーロッパの「ドイツ」です。

ブラジルは全17大会出場、優勝4回。
ドイツは15大会出場、優勝3回。
17回の歴史があるワールドカップでもこの豊富な出場経験のある2チームが対戦するのは初めてとのこと!
なんだか信じられないけど事実のようです。

ワールドカップ、コリアジャパン。
最後にすごい組み合わせが用意されていました!

◆集うサポーターたち
午後1:00すぎ、車で競技場周辺へ。

キックオフは午後8時なのに、既にサポーターで溢れかえっています!
道は人でさえぎられ、車は動けない状態になっていました。

舗道上にも人があふれ、歩くだけでも一苦労です。
このうち一体何人がスタジアムに入って試合を見れるのでしょうか?

見回すと黄色を来たブラジルサポーターが圧倒的に多いです。
ほか、日本やアルゼンチン、イングランドなどのユニフォームを着ている人もいます。
しかし、ドイツのユニフォームを着た人はあまり見かけません。
ドイツ人サポーターはいるのでしょうか?

◆さらに増えるサポーターたち
4:00頃、ブラジルの黄色いユニフォームを着て、改めて自転車で競技場周辺へ。
さらに人の数は増えていました。

サングラスやマフラー、タオルなど、応援グッズを売る人。
色々な国の代表ユニフォームを売る人。
フェイスペイントをする人。
競技場周辺の雰囲気はまさに「ワールドカップ」でした!
今後自分が生きている間、この最高の雰囲気を地元、横浜で味わう事ができるでしょうか?

やはり多いブラジル人サポーター。
サンバのリズムで歌い踊る人、胸を強調した衣装の女性。
ラテンの陽気さがよく伝わって来ます。

それにしても、ドイツのサポーターはどこにいるんでしょう?

◆見かけた著名人
さらに人は増え、道を普通に歩けないくらいになりました。
競技場に既に入った人がいるはずなのに、人はどんどん増えている気がします。

日本テレビの豊田アナウンサー、
喜劇作家の三谷こうき、
ミスター赤ヘルの衣笠さちおなど、競技場周辺で見かけました。

天皇皇后両陛下、小泉首相、韓国金大中大統領。
日韓親善大使の藤原紀香ほか、芸能人やTVで活躍中のサッカー解説者も足を運んでいたはずです。

世界が注目する一戦です。
もっと他にもいろいろな国からの著名人が足を運んでいた事でしょう。

そういえば、あのマラドーナも競技場のどこかにいたはずです。

◆有名人気分
world cup 「君の写真を撮ってもいい?」
「一緒に写真をとろうよ!」
「ちょっと貸してもらえますか?」
ワールドカップトロフィー(プラスチックのおもちゃ)を持っているとたくさん人が寄って来ます。
日本人、ブラジル人、東南アジア人、いろいろな国の人から声をかけられます。
その数なんと100回以上!
このモテ具合といったら、今まで経験した事がありません!
トロフィーのおかげでちょっとした有名芸能人気分を味わえました。

そう言えば、ドイツ人からは声を1回もかけられませんでした。

◆ブラジルでデビュー
ワールドカップトロフィーを持って歩いていると、TVカメラやプロのカメラマンまでもどんどん撮影に来ます。
「ブラジウ! ブラジウ!」
トロフィーをかかげ、ブラジル人サポーターにまざって大騒ぎしている様子をどこかのTVカメラが撮影していました。

「TVでシゲタを見たよ!」
2日後、ブラジルの友人から驚きのメールをもらいました!
地球の裏側にも自分のおマヌケ姿が届いてしまったかと思うとちょっとこっぱずかしいです。

◆FIFA登場
「ちょっといいですか?」
また後ろから声をかけられました。
一緒に写真を撮りたいのかと思ったら、なんとFIFAのお方だと言うじゃありませんか!

「FIFAも俺のパフォーマンスに注目してるのか?」
そう思ったのもつかの間、なにやら気難しい顔で語りかけて来ます。

「FIFAが権利を有するもので、正当な手続きのない品物は…△#&×☆※○…」
なんだかこむずかしい英語を並べ立てられ、細かいことはよくわかりません。
何やら話は終わりそうもありません。

◆有名人気分、終了(おかたいFIFA)
「あなたがこのトロフィーを持っている事はとがめませんが、できればカバンにしまってもらえませんか?」
「…はぁ。」
最初からそう言ってくれればわかったものを!
FIFAの許可無く作られたこのプラスチックのトロフィーは何やら権利関係で問題がある様でした。

「こんなおもちゃでも規制するんだ…」
別に金もうけをしようとしたわけでも、悪い事をしたわけでもありません。
ただ騒いでいただけなのですが、せっかくのお祭り騒ぎに水をさされ、なんだかがっくりです。

会長の疑惑解明、チケット問題解決などには腰が重たいくせに、こういうことの管理にだけは手まわしが早いです。

トロフィーのなくなったシゲタは誰にも注目されない普通のブラジルサポーターに成り下がりました。

◆中に入れぬ人々…
残念ながら決勝戦のチケットも手に入りませんでした…。
競技場には家から近いということで、「冷やかし」に来ただけです。

歩いてTV観戦のできるレストランへ向かう途中、青いハッピをきた一団と遭遇しました。
「今までその中にいたんだよ。」
どうやら試合前に神輿をかつぐパフォーマンスを披露していた方々と巡り会った様です。

「やることだけやったら、とっとと追い出されたよ。」
中に入っておきながら、これからすぐ始まる試合を見れないなんて…。
なんともやり切れないことでしょう。

◆ブラジル優勝!
ホナウドの2発でブラジルが史上最多の5回目の優勝を果たしました。
ブラジルのサンパウロに住む友達はさぞかし大喜びしている事でしょう…。
いいなぁー…。
あぁ、うらやましい…。

◆最後の盛り上がり
競技場に舞う折鶴。
「おおおおぉぉぉぉ!!」
レストランの隣に座っていた一団がTVに映し出された鶴を見て興奮し始めました。
「あれ、さっきまでふくらませたの、俺たちなんです!」
それを聞いたまわりの人は大きな拍手を彼らに送ります。
「ツール!! ツール!!」
お決まりの手拍子まで入って店内はワールドカップ最後の大盛り上がりを見せました。

◆優勝騒ぎ!
優勝に酔いしれるブラジレイロ(ブラジル人)にまざり、大騒ぎをしたかったのですが、外はあいにくの雨。
「………。」
治安部隊よりも効果的な雨によって、試合後の暴動、大騒ぎは鎮静されたのでした。


こうして1ヶ月間世界中を熱狂の渦にまきこんだ2002ワールドカップ、コリアジャパンはしずかに幕を閉じました。
あぁ、こんな静かに終わってしまうなんて…。

4年後のドイツ大会では、日本とアルゼンチンには是非がんばってほしい!!

in Japan

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 日本 vs アルゼンチン戦 レポート
2002年11月20日 [ さいたまスタジアム ] ★★

◆縁深きアルゼンチン
5ヶ月前の日韓共催ワールドカップなどはるか昔のことの様に思われる11月。
重太が優勝予想したアルゼンチン代表が日本にやって来ることになりました!

1981年から2年半、ブエノスアイレスに住んでから応援し続けて来た国、アルゼンチン。
1998年ワールドカップフランス大会、トゥールーズに見に行った日本の初戦の相手もアルゼンチン。
そして、再び『日本 vs アルゼンチン』という好カードを今度は日本で見ることができるなんて!

チケットを早めにばっちり入手して、縁深きアルゼンチンとの一戦を迎えます。
しかし、どっちにも勝って欲しい、一番応援しにくい一戦となってしまいそうです…。

◆ホームにいながらアウェイ気分
4年前、トゥールーズではもちろん我が日本代表のユニフォームを着て応援しました。
しかし、今回は経済危機で苦しむアルゼンチンを応援することに。
昨年20年ぶりに訪れたアルゼンチンで買ったアルゼンチン代表のフリースを着て、さいたまスタジアムを目指します!

電車には、次々とジャパンブルーのユニフォームをきた人々が乗って来ます。
日本人=重太もいつもなら日本代表のユニフォームを着ますが、アルゼンチンだけは例外です。

………。
しかし、なんとも居心地がよくありません。
母国日本にいながら、敵地にいる気分。
「非国民!」「裏切りモノぉ!」と呼ばれそうな気すらしてきました…。

◆立地に難あり、さいたまスタジアム
浦和美園駅からあるくこと15分。
埼玉スタジアム2002に到着です。
横浜市民の重太はここに来るまでに既に2時間弱かかりました。
(横浜国際競技場でやってくれれば、自転車で15分でつくのに…。)

まわりは畑?でファミレスもコンビニも何も無く、スタジアムだけ、といった所です。
サッカー観戦以外ではまったく来る事がなさそうな駅。
試合終了後も駅まで戻るのも混雑、駅に入るのも大混雑。
混雑をさけるために時間を潰すファミレスも別の交通機関もなく、なんとも不便な会場です。
うまく地域開発をしないと、今後どんどんすたれていってサッカーの国際試合すら行なわれない、なんてことになりそうです。
ま、立派な国際競技場がある横浜市民としてはその方が都合がよかったりしますが…。

◆見やすい席
スタジアム内にはアルゼンチン代表のユニフォームを着ている日本人もちらほら見かけられます。
ちょっと安心して自分の席を探します。
それにしても、母国の代表戦に他国のユニフォームを着ることができる国なんて世界中に日本くらいしかないかも知れません。

「おおおぉぉ!」
席はゴール裏、前から3列目の好ポジション!
さいたまスタジアムは陸上競技用のトラックがないため、サッカーフィールドとの距離はかなり近くです。
選手を、そして試合を目の前で楽しむ事が出来そうです!
ばっちりテレビにも映ってしまいそうです。
一つ難点は、手前にあるゴールポストが邪魔をして、一部フィールドが見えにくいところが…。

◆選手登場
日本代表の選手、つづいてアルゼンチン代表の選手たちが登場し、試合前の練習を始めました。
ヴェロンが、クレスポが、オルテガが、サネッティが、サビオラが、ロペスが目の前でボールを蹴っています!
選手達とのあまりに近い距離にかなり感激です!!

たくさんの観客が皆スタンドの最前列に押し寄せ、写真を撮りまくっています。
まだ人が来ていない席にまで入り込んで来て、邪魔だったりもしますが仕方のないことでしょう…。

去年、ボカ時代に高原と一緒にプレーをしていたリケルメ。
そして、注目していたアイマール。
二人とも怪我のため?来日すらしていない様子です。
残念…。

去年11月、ブエノスアイレスを訪れた時、ボカ vs ラシンの試合、 そしてマラドーナ引退試合でリケルメのプレーを見ました。
そのリケルメの足さばき、意外性のあるプレーには大感激しました!
今度はアルゼンチン代表としての彼のプレーを是非見たかったのですが…。

いつも10番をつけていたオルテガが今日は17番をつけています。
たぶん、重太期待のエース、リケルメが10番をつけることになったからでしょう。
アルゼンチン代表、10番のリケルメ…。
あぁ、見たかった…。

◆意外に少ない?アルゼンチンのインチャーダス(=サポーター)
 ♪ ばもばーもー あるへんてぃーなー!(いけ! アルゼンチン!!)
 ♪ ばもばーもー あ がなーる!!(勝利をめざせ!!)

 
必ず聞かれるアルゼンチン代表の応援歌。
今回はあまり聞かれませんでした。
経済危機のため?あまりアルゼンチンからの応援団がこられなかったのでしょうか?
これはかなり寂しいところです…。

◆先発メンバー

アルゼンチン代表 日本代表
12 カバジェロ1 楢崎
4 キロガ22 名良橋
2 アジャラ2 秋田
6 サムエル3 松田
3 ソリン5 中西
5 アルメイダ15 福西
11 ヴェロン16 中田浩ニ
8 サネッティ19 小笠原
17 オルテガ10 中村俊輔
7 C ロペス11 鈴木
9 クレスポ20 高原

なかなか生でお目にかかれないアルゼンチン代表につい目がいってしまいます。
日本代表は先月のジャマイカ戦で活躍した黄金の中盤(中村、中田、小野、稲本)が揃っていないのが、残念です。
イタリアから中村俊輔が戻って来てくれただけでもよしとしましょう。

◆盛り上がる前半戦!
アルゼンチン代表のフリースを着ていても、やはり心は日本人。
「しゅんすけぇ〜!」
「たかはらぁ!!」
日本が攻め込んで来たらやはり応援してしまいます。

キックオフや俊輔のフリーキックなどの瞬間はスタジアム中からカメラのフラッシュがたかれます!
このまばゆさはスタジアムでないと実感できないシロモノです!

0ー0のまま試合は進み、前半45分はあっという間に過ぎて行きました!
日本が攻める機会がおおく、なかなか見ごたえがありました。
自分の席があるゴールサイドでのプレーも多く、これまた大満足です。

4年前、ワールドカップフランス大会では、前半28分にバティゴールをくらってしまいました。
スコア的には、それより順調です。
後半の日本の活躍に期待しましょう!

そして、アルゼンチンのゴールも!
(どっちを応援したらいいのか、わからなくなってしまいます…)

◆目の前で2ゴール!
ゴーーーーーール!!!
ゴーーーーーーーーーール!!
world cup 後半開始草々、アルゼンチンは2点をたて続けにゴール!
特に2点目、オルテガからのクロスボールをクレスポがヘディングであわせたゴールを目の前で見れたのは大感激です!!

ゴール裏の席でワールドカップの試合でも無いのに、お得意のワールドカップレプリカ(右、写真)をもって騒いでいましたが、 どうやらテレビには映らなかった様です…。

隣に座っていたアルゼンチン人が「ごめんね…」と本当に申し訳なさそうにしていました。
敵地なので控えめに喜んでいた紳士的な姿が印象的です。
たしかに南米やヨーロッパにいて、敵地(アウェー)でゴール後大騒ぎしたらどうなるかわかったもんではありません。

(このプレーをワールドカップでしていれば…。)
ワールドカップでアルゼンチンを応援していた重太は、思わずつぶやいてしまいました。

◆試合終了…
中山やアレックスを投入して反撃にでた日本でしたが、結局スコアは0ー2のまま。
アルゼンチンの勝利で試合は終了しました。

日本は完敗…。
しかし、縁深きアルゼンチンを応援していたため、『いい試合をみれた!』となんだか大満足です。
いいんだか、悪いんだか…。

日本中の期待を背負って出発したズィーコジャパン。
最初の2試合は1敗1分けといまひとつ…。
今後に期待しましょう…。

in Japan

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 日本でのGiro o Mundo 2002ワールドカップ編 目次

フーリガンの片棒? ………イングランドにサポーターと出会い…(2002/ 05)

フーリガン騒動? ………日本人と外国人のらんちき騒ぎ…(2002/ 06 /01)

日本 vs ベルギー戦、競技場 観戦レポート! ………(2002/ 06 /04、横浜国際競技場)

日本 vs ロシア戦、競技場 周辺レポート! 試合前1 ………(2002/ 06 /09、横浜国際競技場)

日本 vs ロシア戦、競技場 周辺レポート! 試合前2 ………(2002/ 06 /09、横浜国際競技場)

日本 vs ロシア戦、競技場 周辺レポート! 試合後 ………(2002/ 06 /09、横浜国際競技場)

小さな国際交流 ………地元で味わう国際交流(2002/ 06 /13)

エクアドル vs クロアチア戦 観戦レポート ………(2002/ 06 /13)

日本 vs チュニジア戦、競技場 周辺レポート! ………(2002/ 06 / 14、横浜国際競技場)

決勝戦、競技場 周辺レポート! ………(2002/ 06 / 30、横浜国際競技場)

日本 vs アルゼンチン戦 レポート ………(2002/ 11 / 20、さいたまスタジアム)


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