「日本の高校受験に全部失敗したらアメリカにでも留学するか!」
冗談で言った彼のこの一言が、後の彼の運命を大きく変えていきます。
彼の世界浪夢記「Giro o Mundo」はまだまだ続くことになりそうです。
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| 憧れのアメリカ留学 |
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| 1988年8月 ★ |

「別に高校に落ちなくても、アメリカに留学してもいいんじゃない?」
ある日、彼の母は言いました。
確かにその通りです。
アメリカ留学。
ああ、なんて聞こえのいい言葉でしょう。
広大なロッキー山脈にふもとの町ですごす高校生活。
はたまた五大湖付近の自然に囲まれた生活。
ニューヨークで超近代的な高校生になるのもいいかもしれません。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で見た憧れのアメリカンスクールのダンスパーティー。
ジョークが飛び交うアメリカ人との笑顔の絶えない日々。
アメリカ美女とのロマンス。
日本を代表して、日本文化を広めに行く使命。
殆ど英語を話せないくせに、夢と希望だけはどんどん膨らんでいきます。

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| 旅立ち |
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| 1989年8月24日 ★★ |
とっても急展開ですが、彼はアメリカ留学行きの切符を手に入れることになります。
この1枚の切符が彼の人生を変えたと言っても過言ではありません。
もし、留学していなかったら、アメリカで出会う世界中の友達と知り合うこともなかったでしょう。
つまり、これ以降の「Giro o Mundo」、韓国、イタリア、ブラジル訪友記などは、決して起こることのなかったはずです。
このホームページも存在しなかったかも知れないのです。
だからと言って何も困りませんが。
もし、留学していなかったら、大学の自己推薦枠に応募するネタがなく、大学生になれなかったかも知れません。
大学ヘ行っていなかったら、社会人にもなれなかったかも知れません。
つまり、全く予想もつかない人生を踏み外した人間になっていたかも知れないのです。
だからと言って誰も困りませんが。
どんどん話題がそれてしまいましたが、とにかくこのアメリカ留学は彼の人生にとって大きな意味を持っていることは間違いありません。
さてさて、そんな留学の決まった彼ですが、だからと言って、英語を熱心に勉強したりするほど「素晴らしい人間」ではありません。
中学、高校で学んだ英語によほど自信があるのだが、何もわかっていないのだか、そのままの状態でアメリカに乗り込んでいきます。
自分の無謀さに気付くまで、それほど時間はかかりません。(詳細は次のページ、英語苦戦編へ)
「……。 行ってまいります…!」
1989年8月24日。
高校の友だちが誰一人見送りに来ない中、17才の彼はひとり淋しくアメリカへ旅立って行くのでした。

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| 留学の心得 |
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| 1989年8月24〜26日 ★★★ |

「さ、寒い!」
夏休みが終わろうかと言う8月下旬、サンフランシスコを経由して、彼はシアトルに到着しました。
緯度が北海道より高いシアトルはかなり涼しい所でした。
そこで数十人の日本人留学生仲間と一緒に、軽く留学に関する研修を受けました。
心得として、以下のようなものを教わります。
| How be successful in america | アメリカで成功するには |
| try everything | なんでも試してみよう! |
| be flexible | 柔軟に |
| say, thank you | ありがとう、と言おう! |
| ask for help | 協力を求めよう! |
| speak english | 英語を話そう! |
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なるほど!
これで留学は成功したようなものです。
「元気でな!」
「1年間、がんばろうぜ!」
この後、彼は一緒に研修を受けた日本人の友達と別れ、自分の留学する場所、オークハーバー(Oak Harbor)へ向かうことになります。

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| オ−クハ−バ−へ |
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| 1989年8月26日 ★ |

『オークハーバー』は、アメリカ合衆国の本土の北西部、ワシントン州のピュージット湾(Puget Sound)内、ウィッドビー島(Widbey Island)にある町です。
シアトルから車で北へ約1時間半の場所にあります。
全く聞きなれない地名が並びましたが、シアトルと、カナダのバンクーバーの中間くらいにある小さな町、と思って下さい。
下と右の地図でどうにか場所くらいは理解していただけることでしょう。
日本のガイドブックや地図帳でオークハーバーを探し出すことは、かなり難しいと思われます。

せっかく日本を離れ、広大な大地で留学生活を過ごすつもりでいたのに、アメリカ本土の北西の端の端の湾内にある小さな島に行くとは、夢にも思いませんでした。

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| オ−クハ−バ−、入門 |
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| ★★ |
オークハーバーは、訪れてみると、広く、ゆったりとした静かな町でした。
「小島の上のものすごく小さな町」、と言うイメージは一気に振払われました。
スーパー、映画館、レストラン、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなど、生活に必要な店は十分すぎる程あります。
「ド田舎」に来ることだけはなんとか避けられたようです。
島中が森や林に囲まれ、舗装道路以外の場所は芝生で覆われています。
土地が十分あるためでしょうか、3階建て以上のビルはお目にかかれません。

島に来たわけですから、当然ながら海まではすぐです。
さらに海の近くに風車があり、のどかな雰囲気をかもし出しています。
彼が望んでいた「自然に囲まれた留学生活」はどうやら達成されたようです。


オークハーバーは、海軍の基地が近くにある町で、海軍との結びつきも強いようです。
彼のホストファザー(ホストファミリーのお父さん)も海軍の艦載機、プラウラーのパイロットでした。
気候は、地中海性気候で四季があり、横浜で育った彼には全く問題のない気候でした。
一年の半分が雪の中だったら、彼も留学生活を途中で投げ出したことでしょう。
緯度は日本最北端の地より高く、冬だと4時半にはあたりは暗くなってしまいます。
ごみごみした都会があまり好きでない彼は、このオークハーバーと言う町の雰囲気をとても気に入ったようです。
留学生活の第一歩、環境面は問題なくクリアされました。

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| ホストファミリー |
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| ★ |
彼のアメリカでの留学生活は、日本人家族と暮らすのではなく、現地のアメリカ人の家族、つまりホストファミリーと暮らすことになります。

ホストファミリーの家族構成は、両親、女の子2人、男の子2人、犬1匹、ネコ2匹。
日本では3人兄弟の一番下の彼が、ここにきていきなり一番年上です。
甘えん坊から、しっかり屋にならなくてはなりません。
ホストファザーは、先ほども書いたように、海軍のパイロットで、一度クルーズにでると、3ヶ月は家をあけることになります。
だから、彼も留学の半分は彼と会わずに過ごしました。
ホストマザーは幼稚園の先生で、彼に英語を丁寧に教えてくれました。
この家族は、海軍ということで、4年間横須賀に住んでいたそうで、日本人の英語能力をよく理解してくれていました。
女の子は、9才と8才。
長女は仕切りやさんで、自分が指示を出してあれこれしないと気が済まない子です。
次女は韓国人の女の子。
家族で韓国へ言った際に親のいない彼女を里子として引き取ったらしいです。
男の子は7才と6才。
長男は小さい頃、日本のドッグフード『愛犬元気』のパッケージに使われたことがあり、家にもそのポスターがでかでかと貼ってありました。
7才とは思えない程しっかりした子で、この兄弟の中で一番頼れる存在でした。
次男は甘えん坊で、可愛い子です。

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| アメリカンスクールライフ |
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| ★★ |

いよいよ、彼の留学生活が始まります!
彼はオークハーバーにあるその名も「オークハーバー高校」に1年間通うことになりました。
夢にまでみたアメリカ留学生活。
憧れはあるものの、知識はほとんどありません。
アメリカの高校とは、一体どんなところなのでしょうか。
少し探ってみることにしましょう
| スクールイヤーと学期 |
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| ★★ |
アメリカの高校は9月に始まります。
そして翌年の6月までが、1学年(スクールイヤー)となります。
3ヶ月もあった夏休みで頭がぼけた生徒達は9月の始業式ほど憂鬱な日はないでしょう。
前期 (9月〜翌年1月) 1st Semester |
第1四半期(1st Quarter) |
| 第2四半期(2nd Quarter) |
後期 (2月〜6月) 2nd Semester |
第3四半期(3rd Quarter) |
| 第4四半期(4th Quarter) |
各四半期ごとに成績をもらいます。
授業は前期と後期で全く違うものを選択することになります。(詳細は次項)

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| 授業システム |
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| ★★ |
文系、理系、技術系、など、多種多様な教科から自分の得意、興味、将来を考え、取りたい科目を選びます。
授業スケジュール <一例>
半期間、月〜金曜日まで毎日同じカリキュラムで進みます。
つまり、前期の1限は月曜から金曜までずっとスピーチのクラス、と言うことになります。
毎週、土曜日、日曜日がお休みなのは、うれしいところです。
学期が始まってから1、2週間は、生徒達はいろいろな授業を受けます。
そして、自分の興味があるクラス、または馴染むクラスを探して、最終的にどのクラスを取るか決定します。
もちろん、自分が在籍する学年の必修科目というものは存在するので、自分の興味本位だけで全部のクラスを決められるわけではありません。
授業終了のベルが鳴れば生徒達は席をたってクラスから一斉に出ていきます。
授業が途中だろうが、先生が話していようが、おかまいなしです。
「時間通りに授業を区切れない先生が悪い!」と言わんばかりです。
日本でこんなことやったら、きっと内申書に響くことでしょう。

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| 授業のスタイル |
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| ★★ |
オークハーバー高校の教室は、一般の日本の教室より小さめです。
すべての教室が1階にあります。
窓ガラスがほとんどないため、授業の退屈しのぎの窓の外を見る、ということはできません。

日本と同様に、教室前方に黒板と先生用の机と椅子があります。
授業中に、先生方は自分の机に座って、皆に話を聞かせることもあります。
日本の教壇では考えられないシーンです。
生徒の座席は日本同様、縦横綺麗に並べて整列されています。
違う点として、
●椅子と机がくっついている(一体型)
●机の面積が小さい
●机の下にモノを入れるスペースなどない
●かわりに座る部分の下に網棚がある
と言ったところでしょうか。
座席順は大抵、固定されています。
学期の初めに座った場所がそのまま自分の座席となります。
授業によって、ABC順に座らせるところもありました。
授業のスタイルで日本との最も大きな違いは、授業中にジュースを飲んだり、りんごやビスケットを食べたり、ガムを噛んだりしても問題ない、ということでしょう。
学校内にコーラやりんご、マーブルチョコレートなどの自動販売機があります。
授業中にクラスに持ち込んで食べても先生方はそれに関して怒るようなことはありません。

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| 教科書 |
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| ★★ |

選択したクラスでは、半年間、授業の教科書を貸してくれます。
その教科書と言うのが、A4サイズの分厚いもので、全ての授業の教科書をいつも持ち歩くのはかなり大変です。
そのためだけではないでしょうが、学校には個人のロッカーが割り当てられ、生徒達はそこを教科書置き場にしています。
ロッカーはジャケットをかけたり、運動着を置いておいたり、トビラに写真を貼ったりと人によって使い方、アレンジは様々です。
アメリカの高校で教科書は、自分が選択したクラスから借り受けるものです。
そのクラスを受講し終えたら、返却します。
つまり、何年も使いまわすシロモノなのです。
自分の物ではないので、書き込みなどはもってのほかです。
学期の初めにカレンダーの裏紙などで分厚い教科書にカバーをつけるのがマナーとなっています。
そのカバーは、時が経つに連れ友だちの住所や電話番号を描くメモ帳代わりになる事がほとんどです。

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| 学年とホームルームクラス |
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| ★★ |
彼は、アメリカでシニアに編入しました。
シニアとは、12年生、つまり最上級生です。
日本では高校2年生だったので、アメリカでもジュニア(11年生)に編入すると思っていたので、ちょっと得した気分です。
ちなみに、アメリカの高校では、フレッシュマン(9年生)、ソフモア(10年生)、ジュニア(11年生)と呼びます。(表参照)
| 学年 | 呼び名 |
| 9年生 | Freshman フレッシュマン |
| 10年生 | Sophomore ソフモア |
| 11年生 | Junior ジュニア |
| 12年生 | Senior シニア |
最上級生だから偉いかと言うと、そんなことはありません。
日本の様に、学年の上下関係と言うものはなく、同じ授業でも、違う学年の生徒が受けていることが当たり前です。
というより、あまり他の生徒の学年など、学校生活でそれほど気にならないものです。
授業を受ける際、学年の垣根がほとんどないのですから、日本で言うホームルームクラスと言うものもありません。
「憧れのあの子と同じクラスになれた!」
「うわ、あいつと1年間、同じクラスかよ…!」
こういった年度が変わる度に一喜一憂する日本の学校の風物詩「クラス替え」というものは、アメリカの高校では存在しません。
日本の中学や高校だと、時間ごとに先生がクラスを移動しますが、アメリカだと生徒がクラスを移動することになります。
先生が時間を勘違いして違うクラスに入ってしまい恥をかく、ということは絶対ありえません。
もっとも、自分が時間を勘違いして違うクラスに行く可能性は十分あります。

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| 部活動 |
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| ★★ |
アメリカの放課後活動の部活動(運動系)は、日本と違ってシーズン制です。
| シーズン | スポーツ(一例) |
| 秋(9月〜11月) | アメリカンフットボール |
| 冬(12月〜翌年2月) | バスケットボール |
| 春(3月〜5月) | 野球、サッカー、陸上 |

1つのシーズンは約3ヶ月間です。
その間、一つのスポーツに専念して練習をしたり、対外試合をしたりします。
シーズンを終えると、そのクラブは解散、また別のスポーツのクラブに参加することができます。
好きなスポーツに1シーズンだけ参加することも可能ですし、全く何も参加しないことも可能です。
3年間ずーーっと同じ部活動を行う日本のシステムと大きな違いがあります。
一つの事を長く続けられない、飽きっぽい人にお勧めのシステムです。
「ゴー! ワイルドキャッツ!」(=学校のマスコット名)
地元オークハーバーでアメリカンフットボールやバスケットボールなどのメジャースポーツの試合がある金曜日の夜は、
全校をあげて自分の高校のチームを応援しにスタジアムへ行きます。
これなら、選手もやりがいがでないはずがありません。

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| 通学方法 |
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| ★ |

アメリカの高校生は車で通学します。
学校にも生徒用の大きな駐車場があります。
学区が広く、通学に都合のよい電車などないので、通学用の車は高校生活の必需品です。
州によって違いますが、ワシントン州では16才から運転免許を取得できました。
法律的にも車通学は、何の問題もありません。
では、免許がなく、遠くに住んでいる生徒はどうするのでしょうか?
町で運営しているスクールバスで通学する事になります。
アメリカ映画でたまーに見かける「黄色いチーズの固まり」のような、あのスクールバスでです。
オークハーバーでは、まず早朝に中学生と高校生を学校まで送ります。
その後、空になったバスが小学生を迎えに行きます。
放課後も同様です。
夕方、小学生より早く高校生が家に帰ってきていることがあるのはそのためです。
高校から家が近い生徒は歩いたり、自転車で通学したりします。
自転車は盗難防止のため、ホイールをはずして、フレームと一緒に柱にチェーンでくくります。
サドルは自分のかばんの中にしまいます。
自転車一台にもこの力の入れよう。
アメリカは犯罪対策のスケールも違うようです。

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| 制服 |
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| ★ |
日本では当たり前の制服は、オークハーバー高校ではありませんでした。
みな、Tシャツにジーパンでみんな学校に通います。
中には黒い皮ジャンを来て、モヒカン刈りで頭をツンツンにたてたパンクロック君もいます。
日本だったら絶対に職員室で一日中どやされそうな服装でも、アメリカでは問題ない様子です。
また、高校のスタジアムジャンパー(=スクールジャケット)を着て来る生徒も多くいます。
みんな高校のマスコットキャラクターと共に、自分の名前を背中にデカデカといれます。
例えその人の名前を忘れてしまっても、さりげなく後ろにまわれば大丈夫です。
オークハーバー高校には、他のアメリカンハイスクールでは見られない服そうの特徴があります。
それは、「軍服」で通ってくる生徒がいることです。
海軍の基地が町に隣接していて、卒業後海軍に入る生徒達が授業の一環として軍服を着てくる事があるのです。
決して、趣味やその役柄になりきる「コスプレ」をしているわけではありません。
いつもやぶれたジーパンに汚れたTシャツを着てくる奴でも、軍服を着るとカッコよく見えてしまうから不思議です。

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アメリカの高校のシステムや雰囲気は、これでバッチリわかりました。
次に実際の彼の留学の様子を見てみましょう。
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| 留学開始編 目次 |
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・憧れのアメリカ留学 ………夢広がるアメリカでの高校生活
・旅立ち ………17歳になった少年が単身、アメリカ留学へ旅立つ
・留学の心得 ………留学を成功させる秘けつ
・オークハーバーへ ………留学の舞台へ
・オークハーバー、入門 ………オークハーバーという町の紹介
・ホストファミリー ………アメリカでの家族
・アメリカンスクールライフ ………アメリカの高校生活
・スクールイヤーと学期 ………アメリカの一学年とそのわけ方
・授業システム ………時間割りについて
・授業のスタイル ………一般的な授業風景
・教科書 ………教科書はクラスごとに貸してもらう
・学年とホームルームクラス ………「○年○組」というものはない
・部活動 ………3つのシーズン制
・通学方法 ………車やバスで通学
・制服 ………自由気ままな服装で
