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− 366日間世界一周旅行、ひとりごと <その9> −

トルコ〜

世界一周した際、思った事、感じた事、考えた事です。
重太の自由気まま、勝手ワガママな意見に触れてみて下さい。

ひとりごと<その1>へ
出発(日本)〜タイ

ひとりごと<その2>へ
タイ〜カンボジア

ひとりごと<その3>へ
カンボジア〜中国

ひとりごと<その4>へ
中国

ひとりごと<その5>へ
ネパール〜インド

ひとりごと<その6>へ
インド、パキスタン

ひとりごと<その7>へ
バングラデッシュ〜ミャンマー

ひとりごと<その8>へ
タイ(3)〜U.A.E.

ひとりごと<その10>へ
トルコ〜シリア

ひとりごと<その11>へ
シリア

ひとりごと<その12>へ
レバノン〜エジプト

ひとりごと<その13>へ
ギリシャ〜ボスニア

ひとりごと<その14>へ
クロアチア〜チェコ

ひとりごと<その15>へ
ポーランド

ひとりごと<その16>へ
ポーランド〜オーストリア

ひとりごと<その17>へ
オーストリア〜ドイツ

ひとりごと<その18>へ
ドイツ〜スイス

ひとりごと<その19>へ
イタリア(2)〜フランス

ひとりごと<その20>へ
スペイン

ひとりごと<その21>へ
ポルトガル

ひとりごと<その22>へ
ブラジル1

ひとりごと<その23>へ
ブラジル2

ひとりごと<その24>へ
ブラジル3

ひとりごと<その25>へ
ブラジル4

ひとりごと<その26>へ
アルゼンチン1

ひとりごと<その27>へ
アルゼンチン2

ひとりごと<その28>へ
アルゼンチン3〜アメリカ

ひとりごと<その29>へ
〜日本


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 涼しきイスタンブール
深夜、U.A.E.のドゥバイ空港。
最新のテレビ、ビデオカメラ、パソコンなどの電荷製品。
CDやビデオソフトなどがずらっとならぶ秋葉原状態の免税店をうろつく。
こんな品揃えの充実した免税店、見た事無い…。
最後まで恐るべしU.A.E.

午前4時、ドゥバイ発。
フライト時間、食事のサービスなどで殆ど寝れずの移動となった。

午前8時、トルコのイスタンブール着。
やけに桁数の多いトルコリラに換金し、ホテルを決め、タクシーで市内へ。

ここイスタンブールの気温は10度代前半。
天気はいいが、むちゃくちゃ涼しい。
3月以降、インド、バングラデッシュ、タイ、U.A.E.と 暑いエリアをまわって来たので涼しさが新鮮。
しかし、Tシャツだけでは寒過ぎるので、長そでのシャツをとり出した。
セーターやフリースも必要かも。

旅をすると急激な気温の変化をもろに受けることになる。
着るものも体調もその国にあわせないと旅を続けられないな、と痛切に思った。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 10日
旅 177日目

この頃の世界一周旅行の日記
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 アジアを離れ…
ブルーモスク近くのホテルにチェックイン。
地下で朝飯を食べる。
「角砂糖」を久しぶりに見て、なんだか今までと違う場所にきた感じがした。

「うまい!!」
水がイイのか、小麦がいいのか、普通のパンがものすごくうまい!
ハチミツ、チョコバター、バター、いちご、チーズといった、 パンにつけるジャムなどの種類もいっぱいあり、なんだか楽しい。

朝食後、歩いてバス乗り場へ。
エジプトから送られた柱(ヒポドロム記念柱)や ドイツ皇帝寄贈のチェシュメ(=水くみ場、ファウンテン)を見る。
コンクリートの建物や石畳の道路、 白いモスクや塔。
町の中にあるものが今まで歩いて来たアジアにはなかったものばかりになった。
町行く人の顔も明らかに変わった。
白人系美人が多いイスタンブール。
香水のにおいもする。
アジアには無かったにおいが旅情をかきたてる。

ボスポラス海峡に面した景色が映画「魔女の宅急便」の時計塔のある町みたいに見える。
町並み、石畳の道路、そして人の顔が完全にヨーロッパになった。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 10日
旅 177日目

この頃の世界一周旅行の日記
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 すすまないビザ申請…
イスタンブールについて草々、今後訪れる国々のビザを申請するため、 各大使館をめぐることに。

ビザ申請は時間もお金もかかり、面倒くさい。
さらに、土日になると申請手続きすらできず、滞在が伸びることになってしまう。
やれる事は早めにやって、ビザ発給待ちの間に市内観光をするのが時間を節約できる旅のコツだ。

ということで、殆ど寝ていない「ハイ」な状態で坂の多い入り組んだ町をさまよう。
まず、シリア大使館へ。
「ビザ申請には日本領事館の添え状が必要」
ということで、ビザ申請できず…。

続いてレバノン大使館へ。
「国境でビザを取る方がいい。」
とアドバイスだけもらい、その場では何もせず…。

シリアビザ申請のための添え状をもらいに延々と歩いて日本領事館へ。
12:15着。
「……………………。」
すでに昼休み……。
早くホテルに戻って寝たいのに何も出来ず…。

旅は思い通りにいかないのはよぉ〜くわかっているつもりだ。
しかし、眠いのに寝れないのはとても辛いものだ…。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 10日
旅 177日目

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 起き続け、寝続け…
午後2時過ぎ。
日本総領事館で添え状を申請。
明日の朝、入手できるとのことだ。
これでシリアのビザ申請を週末前にできることになった。
眠い体にムチうって行動を起した甲斐があった。

それにしても、初めてきた町をあちこち歩かされまくったため、 心身ともに疲れ果てた。
バスでとっととホテルに戻り、午後4:30に就寝。
昨日、U.A.E.で朝9:30に起きてから仮眠をはさんで32時間起きていた事になる。

 :
 :
 :
 :
 :
 :

翌日、午前6:30起床。
14時間連続睡眠を敢行!!
前日の深夜のフライトによる睡眠不足、歩き疲れを 一気に解消。
旅をしていると起き続けなくてはならないこともたまぁ〜にある。
時差の影響を受けることもある。
しかし、どんな時でもタフに、そして冷静に行動しないと旅を続けられないな、とちょっと思った。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 11日
旅 178日目

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 映画スター気分!
午前中、日本領事館で添え状を受け取り、その足でシリア大使館へ。
無事ビザ申請を終え、週末を迎える事となった。
観光に存分力をいれられる。

午後は世界遺産であるイスタンブールの町を散策。
丘の上にある『トプカプ宮殿』からボスポラス海峡の風情ある景色をぼんやり眺めていた。
地元の中学生たちだろうか。
同じ制服に身を包んだ子供達が社会科見学をしている様だ。
そしてチラチラこちらをもの珍しそうに伺っている。

胸にさしたボールペンを指差す子供がいる。
「このボールペンがほしいの?」
皆、一斉に手のひらをこちらに向けてくる。
困っていると、モノを書くジェスチャーをする子供がいる。
「サインが欲しいの?」
一人にひらがなで名前を書くと、我先にと皆が手のひらを向けてくる。

サイン攻め

次から次へ、「しげた」とボールペンで手のひらに名前を書く。
数十人の中学生に囲まれ、サインをせがまれまくった。
「名前、なんて言うの?」
「しげた」
「ありがとうシゲタ!」
笑顔で子供達が去り、また近寄ってくる。

「ほら、迷惑だから、行くわよ!」
引率の先生がこちらに気をつかい、生徒達を次の場所へ誘導して行ってくれた。

ものすごいサイン攻めだった…。
なんでも無いこぎたないタダの一般旅人なのに、超有名映画スター気分…。
………たまには悪く無いかも………。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 11日
旅 178日目

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 まだ続く映画スター気分!
ペンダント、錠前、刀…。
トプカプ宮殿内には様々なものが展示されている。

「ハーイ、シゲタ!」
「ハロー、シゲタ!」
展示品を見ていると、あちこちから名前を呼ばれる。
先ほど中学生に名前を教えたら、次々と友達に広めていった様だ。

「ハロー、シゲタ!」
「ハーイ、シゲタ!」
「シゲタ!」
「ハーイ、シゲタ!」
「シゲタ!」
 :
 :
 :
まわりは色々な国からの観光客でごった返している中で 四方八方、至る所から子供達から名前を呼ばれる…。

「ハロー、シゲタ!」
「ハーイ、シゲタ!」
はずかしいから、もう名前を呼ぶなって…。


引率の先生の目を盗んで、2人の少年がニコニコしながら寄って来た。
「なんだろう? わざわざ俺の名前を言いに来たのかな?」
二人は何気なく手のひらを見せてきた。

「!!!」
そこにはボールペンで「しげた」と書かれていた。
いっぺんに大勢にサインしたので、ひとり一人の顔など見ている余裕がなかった。

「さっき、君にもサインしたんだね…。」
意外な展開に結構自分でビックリした。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 11日
旅 178日目

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 たるんで来た?旅
携帯しているパームコンピュータの入力用のペンがなくなった。
あれがないと、文章などの入力がものすごく不便になる…。

自分が今日どこへ行ったか、どこでパームを使ったかなど必至に思い出す。
夕方、ホテル近くのレストランでペンは見つかった。

U.A.E.ではサングラスや帽子を置き忘れたりした。
いずれも後から出てきたからいいが、ものをキチンと管理するタイプの『自分らしく無い行動』にちょっとイライラ。
旅がたるんできているせいだろうか?

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 11日
旅 178日目

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 海外で活躍する日本人たち
夜、8:30。
緯度が高くなったせいか、まだ外が明るい。
気温や建物などの他に日照時間の違いも「異国へ来た感」を直接肌で感じる要素の一つだ。

ホテルの部屋に戻って何気なくTVを見る。
珍しくメジャーリーグの試合をやっている。
今までアジアで旅をして来て、サッカーやクリケット、ムエタイを見る事はあっても野球を見ることはなかった。

よく見ると、シアトルマリナーズの試合でイチローが出場している。
メジャー挑戦1年目にして大爆発しているイチローの勇姿をみることができるなんて!
最後にはおさえの佐々木も出てきた。
海外でがんばっている日本人を見るっては何かいい。
旅の活力をもらった気がした。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 11日
旅 178日目

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 あやしいチェリージュース売り
イスタンブール大学の前で大きなタンクを抱えたチェリージュース売りと遭遇した。
きさくに話し掛けられ、いつのまにか、ジュースを渡される。
話はつづき、その間にジュースを飲み干した。
すると、きちんとジュース代を請求された。
……やられた。
たいした額じゃないし、飲んでしまったモノはしかたない。
ちょっとだけ値切ってお代を払った。


「僕の250000トルコリラ札4枚と君の10000000トルコリラ札1枚を交換しよう。」
勝手に財布を覗き込んで来たジュース売りはそう言って来た。
この交換の意味、意義、メリットが全くわからなかったので、とりあわなかった。

その直後、昼飯を食べながらちょっと考えてみた。
相手側は250000(25万)トルコリラ4枚で1000000(100万)トルコリラ。
こちら側のお札は10000000(1000万)トルコリラ。

         
相手側250,000札 x 4枚 = 1,000,000
こちら側10,000,000札 x 1枚 =10,000,000

「そうか! 桁の多さを利用した詐欺だったのか!」
トルコはインフレのため、桁数がどんどん増えて、旅行者には扱いにくいお金となっている。
パッと見だとわかりにくいお札の桁数をたくみに利用した詐欺だったのだ。

だまされずに済んだが、なんだか、腹のむしがおさまらない。
わざわざ1000万を100万トルコリラ札にくずして、さっきのジュース売りの所へ。

「はい、交換してあげるよ!」
相手の25万トルコリラ4枚=100万トルコリラと
こちらの100万トルコリラ1枚を交換してやった。

「あ、ありがとう…。」
ジュース売りはこんなの意味ない、と言わんばかりのアキレ顔をしていた。
「どういたしまして!」
気分をものすごくすっきりさせて、その場を後にした。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 12日
旅 179日目

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 ボスポラス海峡
世界一短い地下鉄にのり、ガラタ塔へ。
そこからミナレット(塔)やモスクが点在するイスタンブールの町並みを見下ろした。

目の前にはボスポラス海峡。
すぐ先に見える大陸はアジア。
「行ってみるか。」
エミノニュ港から在来「舟」にのった。

5月なのに、海上の風はまだちょっと寒い。
20分ほどでイスタンブールのアジアサイド、ウシュクダールに到着した。
ほんの数日ヨーロッパサイドにいただけで、またアジアに足を踏み入れた。
とはいっても、イスタンブールにいることはかわりなく、何か大きな変化を感じ取ったわけでは無い。

ただイスタンブールのアジアサイドに来たかっただけで、何をしたいわけでもない。
港には船内をレストランとして活用している船がたくさん停泊している。
とりあえず、その入口で売っていたEKMEK ARASI(=魚焼きサンドイッチ)を食べてみた。
「うん、いける。」
塩味がしっかりしていて、なかなかうまい。

サンドイッチを頬張りながら地図にのっている「乙女の塔」を歩いてみにいくことに。
風が強く、かなり寒い。

海上にそびえたつ塔を見るだけみて、とっとと退散。
またヨーロッパサイドへトンボ帰りした。
なんともあっさりしたヨーロッパーアジア間の旅行だった。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 12日
旅 179日目

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 楽しみなネットカフェ<5>
旅をしていてもメールで日本や世界にいる友達とやりとりができる。
それがちょっとした楽しみになっていた。

段々忘れ去られているのか?
メールが全然来なくなった…。

4月にエイプリルフールメールを出したためか?
どうやら友達がいなくなってしまったみたいだ…。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 12日
旅 179日目

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 モスクめぐり
イスラム教のモスクが数多くあるイスタンブール。
女性だと中に入れてもらえないところもある様だが、自分は男なのをいいことに内部見学へ。

入り口でくつをぬぎ、じゅうたんばりの内部へ。
天井からは円状の電燭がぶらさげられている。
せっかくの縦の空間が圧迫されている感があった。

信者はメッカに向かって礼拝を続ける。
それらを邪魔しないように、アラビア文字で装飾された綺麗な内部に目をやった。

アヤソフィア・モスクは観光スポットとして公開されている。
正面に向かって左側手前に人だかりがあった。
穴に親指をいれて360度まわせると願いが叶う、という柱がお目当てのようだ。
聖母マリアの手形、すすり泣く柱とか言うらしい。

せっかく来たのだから、と、おのぼり観光客状態で試してみる。
結構簡単に360度、まわすことが出来た!
いつも通り、旅の安全、 家族の健康、世界の平和を願っておいた。

今まではお寺(仏教)に参拝、今回からはモスク(イスラム教)。
………。
別にバチは当たらないよな…???

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 13日
旅 180日目

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 まだまだ続く映画スター気分…
アヤソフィアの上の階には壁の内部からキリスト教の壁画が発見されている。
モスクの前はキリスト教の教会だった様だ。

ここでも社会化見学に来ている小学生一向と出会ってしまった。
「一緒に写真にうつって下さい。」
ある小学生が頼みにきた。
すると、他の子供達も自分も、自分も、と大勢寄ってくる。
また一昨日につづいて映画スター状態になってしまった。
何枚も何枚も一緒に写真にうつってあげた。

…………。
それにしても、日本からのただの旅人をチヤホヤし過ぎである。
調子にのってしまうではないか!
中には羨望のまなざしをしてくる子、きさくに腕をくんでくる子供などもいた。
ま、悪い気はしない…。

「どこから来たの?」
「名前、なんて言うの?」
「英語を話せますか?」
バングラデッシュでもそうだったが、聞かれることはみな同じ。
国は変わっても、知りたい事、会話の切り口って同じなんだな、って思った。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 13日
旅 180日目

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 ■■■ 旅、半年経過!■■■
2000年、11月15日に日本を旅立ったこの世界一周の旅。
オーストラリア、東南アジア、中国、インド、中東とめぐり、半年が経過した。
日数にして181日間も旅を続けている。
毎日が自分史上、旅最長記録を更新していることになる。

旅の予定は1年。
つまりここが折り返し地点。
これからアフリカ、ヨーロッパ、南米、北米が控えている。
見るところ、行きたい所はまだまだたくさんある。
あと半年でまわりきれるのだろうか?

とりあえず、無事半年がすぎ、一安心!
3ヶ月ごとに変えている帽子も明日から3代目だ!

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 14日
旅 181日目

この頃の世界一周旅行の日記
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 潜入! トルコ風呂
半年間の旅の汚れを落としにチェムベルタシュ ハマム (トルコ風呂)へ。
入り口にてクレジットカードで18500トルコリラ(約15ドル)を払い、中へ入る。

中はまん中が広くホールになっていて、そこを囲むように2階3階には部屋がある。
なにやら売春宿みたいな薄暗い。
(売春宿に入った事はないが…。)
かってがわからず、ちょっとオロオロしていると、奥で談笑していたおっさんの一人が近付いて来た。
タオルを渡し、ついてこい、という。

まず、階段を上がり2階へ通された。
そこは小さな部屋でベッドが2つ。
簡易宿泊施設と言えなくもない。

「ここに荷物を置いて着替えてくれ。」
言われた通り服を脱ぎ、部屋にカギをかけ、腰巻き1枚で部屋を後に。
建物の内にいるとはいえ、下着なし、腰巻き1枚で公衆の場をうろつくのはなんとも落ち着かない。

1階におり、奥にあるドーム型のサウナ浴場へ入る。
「(うぉぉぉぉぉ…)」
八角形の部屋はどこもかしこも大理石。
当然蒸し暑く、汗がドンドン出てくる。
中には既に数人人がいて、ある人は中央の台座の上で寝て、ある人は壁側で静かにわきだすお湯を浴びている。

わけもわからず、とりあえず中央の大理石の台座に腰掛けてみた。
どうすればいいのだろうか?
ただ、寝ていればいいのだろうか?

「こっちへこい!」
しばらくすると、腹がぷっくり出たゴツいオヤジに呼ばれた。
「ジャパニー?(日本人か?)」
笑いながらお湯をかけてくる。
「え? え〜???」
何がどうなってるのか、よくわからない。
このオヤジが何者か、誰かに説明してほしかったが、そうもいかない。

この後、どうなってしまうのか、ちょっと不安になった…。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 14日
旅 181日目

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 トルコ風呂、初体験
「わたし、ムサファ。よろしく! さ、横になってくれ!」
どうやらこのオヤジがマッサージしてくれる様だ。
周りをみまわすと、何人かマッサージしているオヤジがいるのに気がついた。

パシ!
「座れ!」
まず、全身を軽くマッサージを始めるムサファ。
デブなおっさんが体重をかけ、体を押す。
「いててててて!」
かなり痛い!
しかし、やっときくマッサージをうけることが出来た。
(タイのフットマッサージは力のない女性だったため、あまり利かなかった。)

パシ!
「横になれ!」
パシ!
「ほら、裏返しになれ!」
背中を思いっきりたたいて、体勢を変える指示を出される。
裸だから手の平で叩かれるとちょっと痛い…。

次にアカすりを始めた。
「ジャパニー!(日本人!)」
「ジャパニー!」
「ジャパニー!」
笑いながら、この言葉を呪文の様に頻繁に繰り返すオヤジ。
この言葉を言うと、何かいい事でも起こるのだろうか?

つづいて大理石の台の上で体中に石鹸をつけられ、洗ってもらう。

 ツルッ…

 ツル、ツルッ…

あっちへ滑らされ、こっちへ滑らされ…。
腰巻きもはだけ、何度もフリチン状態に…。
お湯も頭から何度もジャバジャバかけられ、まるで子供扱い。
…遊ばれた。

サウナエリアを出て、涼しいエリアの大理石の洗い場で汗を流してもらう。
タオルで水滴を取り、着替え部屋に戻った。

何もわからず飛び込んだトルコ風呂。
不安だらけだったが、体のコリはほぐれ、気持ちよかった。
そして、何よりかなり刺激的な体験だった。

[ トルコ、イスタンブールにて ] 2001年 5月 14日
旅 181日目

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 長距離バス移動
イスタンブールを離れ、深夜バスでトルコを南を目指す旅へ。

トルコの長距離バスはなかなか心地いい。
綺麗な大型のバス。
あまり広くはないがちゃんとクッションのある普通のシート。
(東南アジアの長距離バスはせまく、せんべいシートのことが多かった…。)

車内にはテレビが数台あり、ビデオ映画を上映。
ドライバー以外に乗務員がいて、コーヒーや紅茶、コーラなどをサービスしてくれる。
なんとなく飛行機のサービスみたい。

おしぼりのかわりに手にレモンの香りのする水をシュシュとかけてくれる。
これが意外と気持ちよく、すっきりいい感じ!

タイで入手したMDを聞きながらのんびり車窓を見ながら移動。
トラベルピロー(首にはまる浮き輪の様な枕)でよく眠れそう。
トルコのバスの旅は快適にすごせそうだ。

「靴をはいて下さい。」
リラックスついでに靴を脱いでいたら、注意されてしまった…。
どうやらこれはイケナイらしい…。

[ トルコ、イスタンブール → ] 2001年 5月 14日
旅 181日目

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 まだまだまだ映画スター…
バスの前に座ってる青年2人が、ずっと後ろを振り返り、こっち見てる。
ニコニコしていて、どうやらこちらにものすごく興味があるようだ。

「どこから来たの?」
「名前、なんて言うの?」
「英語を話せますか?」
またいつものお決まりの質問が飛んで来た…。
トルコにいる限り、日本人はそっとしておいてもらえない様だ…。
うれしいような、放っておいてほしいような…。

[ トルコ、イスタンブール → ] 2001年 5月 14日
旅 181日目

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 アジア? ヨーロッパ?
トルコの西、エーゲ海に程近い、「エフェス遺跡」見学へ。
ギリシャ風の柱、円形劇場、ヘラクレスの門、図書館の門、などを見てまわった。

遺跡らしく、そこらじゅうに石の残骸がいっぱい。
「…………。」
以前、イタリアでフォロロマーノなどローマスタイルの遺跡を見た事のあるので、新鮮味は全くない。
よって、感激もしなかった…。

それより、町や遺跡を見て、アジアの雰囲気がほとんどなくなったことの方が興味深い。
というのも、ボスポラス海峡を東へ越え、地域的にはアジアにいるはずなのに雰囲気はまるでヨーロッパだ。
アジア、ヨーロッパという地域分けがその境一帯ではあいまいなんだなって実感した。

[ トルコ、エフェスにて ] 2001年 5月 15日
旅 182日目

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 インフレの悲劇…
夕方、町のキャッシュディスペンサーで金を下ろした。
ホテルに戻ってから、金額を確認してみる。

「…まじかよ…。」
20,000,000(約20ドル分)おろしたつもりが、
200,000,000(約200ドル分)トルコリラをおろしてしまったことに気づいた…。
ほしかった額の10倍もおろしてしまったのだ…。

トルコはインフレが激しく、金の桁が多過ぎるから間違えるっての!
深夜バスで移動してきたから、寝不足で疲れてるのだろうか?

それにしても、かなりショック…。
あと数日の滞在で、こんな大金、使い切れるだろうか?

[ トルコ、エフェスにて ] 2001年 5月 15日
旅 182日目

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 ルーズな観光業
「…………。こないなぁ…。」
朝、ホテルのロビーで迎えの車を待つも全然来る気配がない。
「…しかたない。」
見切りをつけ、重い荷物を背負い、10分ほど歩いてバス停へ。

「あ! 迎えに行くの、忘れてた!」
…おいおい。
あやうくバスに乗り遅れるところだった…。

これでも観光業をしているつもりなのだろうか?
日本じゃ起こり得ないこんな事態。
いい加減な扱いに慣れてきてはいるものの、無駄な足踏みをしないため、できれば勘弁してほしい…。

[ トルコ、エフェスにて ] 2001年 5月 16日
旅 183日目

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 小さな白いプール
世界遺産のパムッカレに到着。
階段の様に石灰岩が連なり、水がたまっている。
小さな白いプールが段々畑状に山の斜面に配置されている。

昔は水着着用で体ごとその中に入る事が出来たようだが、世界遺産に登録されてから入浴禁止になったようだ。

その白いプールに足を踏み入れてみる。
 にゅるっ…
歩を進めるごとに足の指の間から水にとけた石灰がところてんの様に押しだされる。
何とも変な感じ…。
でも、結構面白い。

[ トルコ、パムッカレにて ] 2001年 5月 16日
旅 183日目

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 つながってる!
mayuge トルコで結構みかけた男性。

「まゆげがつながっている」男性…。

悪いけど、ちょっと笑っちゃう…。
(ぷぷぷっ)

[ トルコ、パムッカレにて ] 2001年 5月 16日
旅 183日目

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ひとりごと<その12>へ
レバノン〜エジプト

ひとりごと<その13>へ
ギリシャ〜ボスニア

ひとりごと<その14>へ
クロアチア〜チェコ

ひとりごと<その15>へ
ポーランド

ひとりごと<その16>へ
ポーランド〜オーストリア

ひとりごと<その17>へ
オーストリア〜ドイツ

ひとりごと<その18>へ
ドイツ〜スイス

ひとりごと<その19>へ
イタリア(2)〜フランス

ひとりごと<その20>へ
スペイン

ひとりごと<その21>へ
ポルトガル

ひとりごと<その22>へ
ブラジル1

ひとりごと<その23>へ
ブラジル2

ひとりごと<その24>へ
ブラジル3

ひとりごと<その25>へ
ブラジル4

ひとりごと<その26>へ
アルゼンチン1

ひとりごと<その27>へ
アルゼンチン2

ひとりごと<その28>へ
アルゼンチン3〜アメリカ

ひとりごと<その29>へ
〜日本



 世界一周旅行、ひとりごと その9 ー目次ー  
涼しきイスタンブール (2002/ 11 /19 更新) ………舞台は暑いアジアから涼しいヨーロッパへ!(2001/ 5/ 10、イスタンブール)

アジアを離れ… (2002/ 11 /19 更新) ………見回すと全てが違う雰囲気に(2001/ 5/ 10、イスタンブール)

すすまないビザ申請… (2002/ 11 /19 更新) ………やれることはやれるうちに…(2001/ 5/ 10、イスタンブール)

起き続け、寝続け… (2002/ 11 /19 更新) ………移動、時差などで起き続け、その反動で…(2001/ 5/ 11、イスタンブール)

映画スター気分! (2002/ 11 /19 更新) ………まわりを囲まれるすごい事態に(2001/ 5/ 11、イスタンブール)

まだ続く映画スター気分! (2002/ 11 /26 更新) ………いい思い、恥ずかしい思い(2001/ 5/ 11、イスタンブール)

たるんで来た?旅 (2002/ 11 /26 更新) ………自分らしくない行動にイライラ(2001/ 5/ 11、イスタンブール)

海外で活躍する日本人たち (2002/ 11 /26 更新) ………旅の活力を補給(2001/ 5/ 11、イスタンブール)

あやしいチェリージュース売り (2002/ 11 /26 更新) ………親切な詐欺師(2001/ 5/ 12、イスタンブール)

ボスポラス海峡 (2002/ 11 /26 更新) ………ヨーロッパとアジアを船で行き来(2001/ 5/ 12、イスタンブール)

楽しみなネットカフェ<5> (2002/ 11 /26 更新) ………減り続ける友達(2001/ 5/ 12、イスタンブール)

モスクめぐり (2002/ 11 /26 更新) ………アラーの神にもお願いを(2001/ 5/ 13、イスタンブール)

まだまだ続く映画スター気分… (2002/ 11 /26 更新) ………質問責め撮影会(2001/ 5/ 13、イスタンブール)

■■■ 旅、半年経過!■■■ (2002/ 12 /03 更新) ………旅の折り返し地点(2001/ 5/ 14、イスタンブール)

潜入! トルコ風呂 (2002/ 12 /03 更新) ………何もわからずトルコ風呂へ入ってみる(2001/ 5/ 14、イスタンブール)

トルコ風呂、初体験 (2002/ 12 /03 更新) ………何もわからずトルコ風呂へ入ってみる(2001/ 5/ 14、イスタンブール)

長距離バス移動 (2002/ 12 /03 更新) ………なかなか心地いいバスの旅(2001/ 5/ 14、イスタンブール)

まだまだまだ映画スター… (2002/ 12 /03 更新) ………ほっておかれない日本人(2001/ 5/ 14、イスタンブール)

アジア? ヨーロッパ? (2002/ 12 /03 更新) ………景色はヨーロッパ、でも…(2001/ 5/ 15、エフェス)

インフレの悲劇… (2002/ 12 /03 更新) ………桁数の多さによる災難(2001/ 5/ 15、エフェス)

ルーズな観光業 (2002/ 12 /03 更新) ………「うっかり」は勘弁…(2001/ 5/ 16、エフェス)

小さな白いプール (2002/ 12 /03 更新) ………不思議な歩く感覚(2001/ 5/ 16、パムッカレ)

つながってる! (2002/ 12 /03 更新) ………ぷぷぷっ(2001/ 5/ 16、パムッカレ)

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